さよなら、小手指

近い将来に小手指を離れる小市民の小手指小記

小手指に最近できたもの2016秋冬~島忠・スタバ・てんや~

小手指駅前というのは、寂れているようで駅の利用者が沿線でも非常に多く、人の集まるスーパーも充実しているため、寂れているように見えるが買い物客も多い。寂れているようだが飲食店も多いのが特徴だ。寂れていることを除けば。

 

そんな小手指に、ブログをサボっている間に色々新しい店ができてきている。

 

島忠ホームズ 所沢店

あのアットホームで、園芸コーナーとレジ前だけは意外と賑わっていて、ゾンビ映画で逃げ込みたくなるような小手指で愛され続けたホームセンター島忠は、お隣の鷺宮製作所グラウンド跡地に移転。12月オープンなので、すでに外観は完成しており、最近では毎日従業員がやってきて、最終調整をしている。それにしても、島忠には何か飲食店のテナントなどが入ると思ったのだが、どうもその気配がない。看板周りに、その告知がないのだ。東村山店や田無店にはモスバーガー吉野家が入っているのに、ズルいゾ。とりあえず、ホームセンターのなくなった街から、ホームセンターのある街に戻ったのは、小手指住民的にもゾンビ映画好き的にも喜ばしいこと。

 

スターバックス・コーヒー 

そう、小手指スターバックスがある街だった。10年ほど。今はドトールコーヒーになってしまった。それでは意味がない。つまりスターバックスのない街に格下げとなったのだ。しかし、またしても再び、小手指スターバックスのある街へと舞い戻る。駅前にはないのだけれど。北野方面、小手指ヶ原の交差点を、所沢入間バイパス入間方面に進んだところにできる。外観はもうできているので、駅前であろうがなかろうが、勝ったようなものだ。もう、仕事のためにけやき台まで行かなくて済むのは非常に喜ばしい。ドヤリング目的のいけ好かない早稲田生も、歩くのを躊躇う絶妙な距離だ。通おう。常連になって、「あの人いつもドリップコーヒーとおかわりだけで3時間ね」と嫌われよう。

 

てんや

これも非常に喜ばしいことだ。小手指の飲食と言えば、ぎょうざの満洲に始まり、日高屋、王将、かつてはバーミヤンもあったくらい、中華推しの一帯だが、ついに和食の選択肢ができた。いや、大戸屋はある。あとネパール人のインドカレーとかも。てんやはサクッと天ぷらを食べたいという、日本人の20人に17人がかかる風土病を満たしてくれる。あと安い。丸亀製麺亡き今、小手指で揚げたての天ぷらを手軽に食べられるスポットができたことはいいことだ。天ぷらうどんだって食べられるぞ。

 

珈琲アミー

スターバックス亡き後、小手指周辺には北口にドトールタリーズコーヒーモスバーガーバーガーキングミスタードーナツがあり、南口にカフェ・ド・クリエがあったのだが、いかんせん純喫茶が失われていた。(メガネスーパーの裏にあったけど、あそこも潰れたよう)今年の頭ぐらいにできていて、実は毎日この店の前を通る生活をしているのだけれど、営業時間前でまだ入ったことがない。SoftBankショップで長々と待たされている人は、ここで一服するのがいい。外から見ると純喫茶風で、フードメニューも中々粋なものが並ぶ。店員も雰囲気たっぷりの服装で力が入っている、ちょっとコスプレ風というか、着せられている感はあるのだが。本当にすごく。いやそれ魅力だと思うんですけど。いつか入りたいと思ってもう半年。いつかね。

 

カレーキッチン タキザワが潰れてカフェになった

元々カレー専門店、お店の内観もかなりオシャレで、カレーはだいたい1000円ぐらいする、すごいなどんな客が利用するのだろうと思っていた、ウェルパーク横のカレー屋さん。意外と昼も夜も賑わっていて、小手指という街の闇の深さを垣間見たのだけれど、気がついたらカフェに転向していた。たしかカレーキッチン タキザワという。隣の一竜には何度か行ったよ。やっぱり、この近辺は主婦とお年寄りと早稲田生が異常にひしめき合っている。もうおしくらまんじゅうだ。お金のある主婦はこのような敷居の高そうなカフェに集まるのがよい。紳士は純喫茶コスプレが楽しめるアミーへ行けばよい。早稲田生はガストでドリンクバーとポテト喰ってろ。

 

とにもかくにも、小手指は出入りの激しい街だ。これだけ狭い地域で、多くの飲食店が入れ替わり、この街を去っていく。一方で新しい出会いも多い。寂れているようで、寂れていない。小手指のこの雰囲気は、長く住むから楽しめるものね。